一応 読みきりました。前半はウォーキング、Wii、と併せて先生自身の意識改革がうまく進み ダイエットが成功していきます。日記風なので先生の体重の変化に読んでいる側も 一喜一憂。しかし 前半は本当に順調にダイエットが進行していきます。

しかしながら、途中から 先生の食事の摂取量が制限体制から崩れ始め、読みながら応援している側としては「オイオイ、何だよ・・・」という感じになっていきます。 そして ビリーズブートキャンプによるダイエットに失敗(苦しくて3日坊主で終わる)からは ダイエットの失敗パターンが始まり 最終的に 先生は 86キロ前後で8ヶ月間のダイエットをしめくくり、「成功した」と結びます。 しかしながら あとがきを読むと しばらくたった現在は88キロになったと ぜんぜん失敗したというコメントは無く、肩透かしを食らった感じになります。 結局は 本のタイトルに すべてが隠されていたのかと 読み終わった後何か損した気分です。 第一 身長180cmの米山先生の体重が88Kgとすると ウォーキングで適度な運動をされているとしても BMIは27を越しており 完全な肥満なのです。

医者といえども なかなか自制するのは難しい ということが判っただけで、ダイエットは難しいもんだ ということを実証して見せたということで終わったわけです。 なんだ そんなことなら 誰しも自分自身が経験してまっせ。

 

2008年11月25日第一刷の「人はどうして痩せないのだろう」を読み始めました。

1952年生まれ、聖マリアンナ医科大学卒業、同大学第二内科助教授を経て作家にも。専門は神経内科 である米山医師が自ら8ヶ月間のダイエットを1ヶ月単位で8種類のダイエット法を試みた日記風のエッセイです。

ウォーキング/キャベツダイエット/Wiiダイエット/チョコレートダイエット/ジョーバダイエット/ビリーズブートキャンプ/アーモンドダイエット/エアロバイクダイエット の順で 実践していくわけだが 医師らしく色々な自己分析を含めて ダイエットに苦心する人間の心理も細かく観察されていて面白い。

2006年12月27日の時点で 身長180cm 体重93.5キロ、BMI 28.9、体脂肪率27.4%、腹囲99cmの米山先生が
いかにダイエットを進めたか、8種類のダイエット法のどれが 良いのか 興味深い。

しかしながら、人によって適した方法は違うだろうし、作家・講演者である米山先生が 真っ向から否定的な事を書くこともあまり想定できないのですが とにかく 読み進めてみます。

食事の改革のヒント

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1.素材 肉や魚は脂肪分の少ない種類や部位を使う

2.素材 素材自体にほとんどカロリーの無い食材をうまく加える

3.素材 新鮮な野菜を1日350g摂ることを目標にする

4.調理 塩分を控える

5.調理 油や砂糖を控える

6.調理 低カロリーの調味料を活用する

7.調理 調理油を出来るだけ使わなくても済むように調理器具を選ぶ

8.調理 肉などの脂身や鶏肉の皮などを取り除いたり、下ごしらえで油抜きなどする。

9.調理 調理中に食材から出る脂も取り除く

マグロやサケ、サバ、ニシン、イワシ、カツオなどの脂の多い魚は、DHAやEPA、DPAといった長鎖オメガ3脂肪酸の最も重要な供給源で、1970年代前半にデンマークの研究者たちが、グリーンランドに昔から住んでいて、脂の多い青魚やアザラシ、クジラを常食する人々は、驚くほど心臓病の罹患率が低いことを発見した。研究者たちは、この心臓病予防効果を食物中のオメガ3脂肪酸の作用と考えた。

当然、水産業界は魚を多く食べることによるオメガ3脂肪酸が健康に与えるメリットのほうが、リスクよりも大きいと証明したがっている。・・・ 医学院の2006年10月の報告では、魚介類を食べることで心臓病のリスクが減ると結論付けられたが、オメガ3脂肪酸がその原因であると断定するには、複数の研究の結果にばらつきがありすぎるという判断が下された。

 

複数の研究が矛盾した結果を出しているときには、どちらの解釈も成り立つ。

 

世の中の情報は こういった解釈に基づいて そういう結論を導きたがっている業界にとって有利になる研究結果が発表されていることも多いわけなんですね。・・・・・   色々と混乱するなあ・・・・

現在の日本人全体の食生活を栄養素のバランスで見ると、世界の中では優等生だとする、
国立健康・栄養研究所研究企画評価主幹 吉池信男氏によると
「よく昔ながらの日本の伝統的な食事が一番だという人もいますが、そうとは限りません。ご飯中心で動物性の食品が極端に少なく、塩分の多い干物などの魚、漬物、味噌汁を多くとる。そうした食生活の時代の日本人の健康状態は良好だったとはいえません。経済発展によって、そうした食事に肉や乳製品が加わった現代日本の食事が、栄養学的にみるとバランスがとれているんです。」という。

栄養バランスが悪くないとすると、あとの問題はカロリーを適正化することだとして、
「体重1Kgは、だいたい7,200Kcalのエネルギーに相当します。健康上は1ヶ月で1Kg程度までの減量が望ましいので、今とっているカロリー摂取量から毎日240Kcal減らせば1ヶ月で1Kg、200Kcal減らしても1ヶ月で0.8Kgやせられます。1日200Kcal減らすには、食べる量を100Kcal減らして、もう100Kcalは動いて消費すればいいんです。カロリーの足し算ではなく、引き算で考えれば難しくありません。」