よく噛んで食べる習慣が内臓脂肪肥満を防ぐ?
食事を摂る時、時間をかけてよく噛むと、インスリンが分泌されるほかに、食べ物を噛んだときの噛み応えが、歯の根や噛む筋肉から神経を通じて、中脳の咀嚼中枢に信号が送られます。固いものをしっかりと噛むことで、脳内ヒスタミン神経系が活性化されることが分かってきました。
「脂肪細胞が分泌する信号」の記事で、善玉のサイトカインの「レプチン」というペプチドホルモンを分泌して、食欲と代謝の調節をすることが分かってきたことは報告しましたが、「レプチン」が満腹中枢に働くとき、神経ヒスタミンという脳内物質が仲介役を果たしています。神経ヒスタミンが分泌されるのは、後部視床下部にある結節乳頭核に限定されているようで、満腹中枢である視床下部腹内側核や室傍核に働きかけます。レプチンの摂食抑制作用の約50%が,レプチンによって放出された神経ヒスタミンを介して発現していると考えられています。神経ヒスタミンは視床下部におけるレプチンの主要ターゲットの一つとして,その摂食抑制作用に関与しているようです。
「脂肪細胞が分泌する信号」の記事で、善玉のサイトカインの「レプチン」というペプチドホルモンを分泌して、食欲と代謝の調節をすることが分かってきたことは報告しましたが、「レプチン」が満腹中枢に働くとき、神経ヒスタミンという脳内物質が仲介役を果たしています。神経ヒスタミンが分泌されるのは、後部視床下部にある結節乳頭核に限定されているようで、満腹中枢である視床下部腹内側核や室傍核に働きかけます。レプチンの摂食抑制作用の約50%が,レプチンによって放出された神経ヒスタミンを介して発現していると考えられています。神経ヒスタミンは視床下部におけるレプチンの主要ターゲットの一つとして,その摂食抑制作用に関与しているようです。
また、神経ヒスタミンは白色脂肪組織からのグリセロール放出を促進することで、白色脂肪組織の脂肪分解を促進します。この作用は、視床下部腹内側核や室傍核から白色脂肪組織に至る交感神経系を介する遠心性の情報伝達によって行われていると考えられています。褐色脂肪組織は交感神経系の制御をうけ,熱産生やエネルギー消費に関与しています。視床下部は褐色脂肪組織へ分枝する交感神経系を介してエネルギー消費を中枢性に制御しており、視床下部の摂食調節物質の多くがこれらの中枢を介して褐色脂肪組織へ影響を与え、エネルギー消費を促進すると考えられています。

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