情報をどう受けとめるか
DVDで「サンキュースモーキング」(Thank You For Smoking)というアメリカ映画を見ました。
タバコ産業から資金提供を受けて、タバコが有害ではないという情報操作を行うための研究機関のスポークスマンである主人公が、タバコの害を根絶するためにタバコのパッケージにドクロマークをつけて毒であることを視覚的に訴えようと活動する上院議員側と激しいディベートを繰り広げるコメディでしたが、世間にまことしやかに発表されるいろいろな研究データの結果は、裏ではその研究に多大な資金提供をしている産業界からの意志が強く反映されていることが多いことを描いていました。
ダイエットに関するいろいろな研究結果を調べてきましたが、大変考えさせられる映画でした。映画には酒の業界から資金援助を受けて同じような活動をしている女性と、銃の業界から資金援助を受けて活動している男性が主人公の仲間として登場しますが、こういうことが色々な業界で行われていることは 容易に想像がつきます。
大学や大学院の研究室は 自分たちの研究を行うための資金を一般企業の資金援助を受けて行うことが多いわけで、色々な研究者が発表するデータや研究結果からの発見は、その研究を支援してきた業界の意向を反映していることが多いという訳です。十分に説得力のある話です。大学だって資金なくして研究を続けることは出来ません。そして、そんなふうに業界からの資金提供を受けて進められる研究から導き出される研究成果は その業界にとってマイナスになるような研究結果ではダメなわけです。
映画は主人公を 「彼は嘘はつかない。ただ真実に手を加えるだけ」と表現します。
ダイエットについての情報は毎日 すごい量の情報があふれています。この映画を見て 情報をどのように受取るかを良く考えないといけないことを知りました。

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