脂肪を減らしてダイエットの最近のブログ記事
1.素材 肉や魚は脂肪分の少ない種類や部位を使う
2.素材 素材自体にほとんどカロリーの無い食材をうまく加える
3.素材 新鮮な野菜を1日350g摂ることを目標にする
4.調理 塩分を控える
5.調理 油や砂糖を控える
6.調理 低カロリーの調味料を活用する
7.調理 調理油を出来るだけ使わなくても済むように調理器具を選ぶ
8.調理 肉などの脂身や鶏肉の皮などを取り除いたり、下ごしらえで油抜きなどする。
9.調理 調理中に食材から出る脂も取り除く
マグロやサケ、サバ、ニシン、イワシ、カツオなどの脂の多い魚は、DHAやEPA、DPAといった長鎖オメガ3脂肪酸の最も重要な供給源で、1970年代前半にデンマークの研究者たちが、グリーンランドに昔から住んでいて、脂の多い青魚やアザラシ、クジラを常食する人々は、驚くほど心臓病の罹患率が低いことを発見した。研究者たちは、この心臓病予防効果を食物中のオメガ3脂肪酸の作用と考えた。
当然、水産業界は魚を多く食べることによるオメガ3脂肪酸が健康に与えるメリットのほうが、リスクよりも大きいと証明したがっている。・・・ 医学院の2006年10月の報告では、魚介類を食べることで心臓病のリスクが減ると結論付けられたが、オメガ3脂肪酸がその原因であると断定するには、複数の研究の結果にばらつきがありすぎるという判断が下された。
複数の研究が矛盾した結果を出しているときには、どちらの解釈も成り立つ。
世の中の情報は こういった解釈に基づいて そういう結論を導きたがっている業界にとって有利になる研究結果が発表されていることも多いわけなんですね。・・・・・ 色々と混乱するなあ・・・・
現在の日本人全体の食生活を栄養素のバランスで見ると、世界の中では優等生だとする、
国立健康・栄養研究所研究企画評価主幹 吉池信男氏によると
「よく昔ながらの日本の伝統的な食事が一番だという人もいますが、そうとは限りません。ご飯中心で動物性の食品が極端に少なく、塩分の多い干物などの魚、漬物、味噌汁を多くとる。そうした食生活の時代の日本人の健康状態は良好だったとはいえません。経済発展によって、そうした食事に肉や乳製品が加わった現代日本の食事が、栄養学的にみるとバランスがとれているんです。」という。
栄養バランスが悪くないとすると、あとの問題はカロリーを適正化することだとして、
「体重1Kgは、だいたい7,200Kcalのエネルギーに相当します。健康上は1ヶ月で1Kg程度までの減量が望ましいので、今とっているカロリー摂取量から毎日240Kcal減らせば1ヶ月で1Kg、200Kcal減らしても1ヶ月で0.8Kgやせられます。1日200Kcal減らすには、食べる量を100Kcal減らして、もう100Kcalは動いて消費すればいいんです。カロリーの足し算ではなく、引き算で考えれば難しくありません。」
2007年3月、スタンフォード大学の研究グループが4つのダイエット法を比較する研究結果を発表しました。
4つのダイエット法とは、「アトキンスダイエット」「ゾーンダイエット」「オーニッシュダイエット」「低脂肪食ダイエット」です。
「アトキンスダイエット」は脂質とタンパク質が高めで糖質が低い食事を摂るとともに、必要に応じてサプリメントで栄養補給をする方法です。「ゾーンダイエット」は 炭水化物、たんぱく質、脂肪の摂取バランスを整える方法で行い、除脂肪体重から特別な方法で算出した、たんぱく質の摂取量の割合を元に、炭水化物を4、たんぱく質を3、脂質を3の4:3:3の割合で摂取すれば肥満を解消するだけでなく、病気に強い体を作ることが出来るとするものです。
「オーニッシュダイエット」は殆どの脂肪食品を禁止する方法で「低脂肪食ダイエット」は文字通りです。
1年間の食事療法の結果、「アトキンスダイエット」を行った人々の体重は平均約4.5Kg減り、他の方法では1.5Kg~3Kg減っただけだったので、マスコミは「アトキンスが一番」と報道したそうです。
しかし、当のスタンフォードの研究者の代表は「私たちの研究では4つのグループのどの方法でも、きわめてわずかな体重減少しか認められなかった」という見解を示しました。 結局研究者達の結論は「適度に食べて、定期的に運動せよ」というものでした。
「食事から脂肪を減らすと、ソーダ飲料などコーンシロップで甘みがつけられた飲み物や、精製されて繊維分が少ない、炭水化物が豊富な食品に手を出しやすくなる」ので 「食事から脂肪を減らすことを強調するよりも、炭水化物を減らせというほうがシンプルで効果的だ」としています。
非常に説得力のある研究結果であると思います。
DVDで「サンキュースモーキング」(Thank You For Smoking)というアメリカ映画を見ました。
タバコ産業から資金提供を受けて、タバコが有害ではないという情報操作を行うための研究機関のスポークスマンである主人公が、タバコの害を根絶するためにタバコのパッケージにドクロマークをつけて毒であることを視覚的に訴えようと活動する上院議員側と激しいディベートを繰り広げるコメディでしたが、世間にまことしやかに発表されるいろいろな研究データの結果は、裏ではその研究に多大な資金提供をしている産業界からの意志が強く反映されていることが多いことを描いていました。
ダイエットに関するいろいろな研究結果を調べてきましたが、大変考えさせられる映画でした。映画には酒の業界から資金援助を受けて同じような活動をしている女性と、銃の業界から資金援助を受けて活動している男性が主人公の仲間として登場しますが、こういうことが色々な業界で行われていることは 容易に想像がつきます。
大学や大学院の研究室は 自分たちの研究を行うための資金を一般企業の資金援助を受けて行うことが多いわけで、色々な研究者が発表するデータや研究結果からの発見は、その研究を支援してきた業界の意向を反映していることが多いという訳です。十分に説得力のある話です。大学だって資金なくして研究を続けることは出来ません。そして、そんなふうに業界からの資金提供を受けて進められる研究から導き出される研究成果は その業界にとってマイナスになるような研究結果ではダメなわけです。
映画は主人公を 「彼は嘘はつかない。ただ真実に手を加えるだけ」と表現します。
ダイエットについての情報は毎日 すごい量の情報があふれています。この映画を見て 情報をどのように受取るかを良く考えないといけないことを知りました。
